出演情報


永田佳暖/ボイスパフォーマー・声楽家

声の可能性を追求するとともに、主体が意識的に制御して出す声、無意識的に思わず出てしまう声といった、様々な声が身体と生み出すムーブメントは私たちにどのような精神的効果をもたらすかを探求している。

現代音楽を主なレパートリーとし、パフォーマンス、インタラクティブアート、ワークショップなど幅広い領域で創作し活動を行う。

愛知県生まれ。愛知県立芸術大学声楽専攻を経て、同大学院音楽研究科博士前期課程修了。学内選抜により、第54回愛知県立芸術大学卒業演奏会、第47回読売中部新人演奏会などに多数出演。

これまでに声楽を戸山志津江、戸山俊樹、森川栄子の各氏に師事。

2023年度日東学術振興財団海外派遣助成を得て、現代声楽作品と自作の身体表現を融合させた現代声楽作品と身体表現を融合させた作品を聴衆に発表。

自作品が2024 とよたデカスプロジェクト、2025 愛知県芸術劇場 AICHI NEXT:Performing Arts Projectに選出される。

インターカレッジ・ソニックアーツ・フェスティバル 2023 にて、即興演奏が求められる作品 上野菜々作曲 8 つのスピーカーと1人の話者のための《「呼び声」に向かう 》を初演。その他、作曲家 野口桃江、村瀬有咲、水野歩花の作品を世界・日本初演。

社会と芸術の結びつきに強い関心があり、音楽によるアウトリーチ活動を積極的に行い、保育園や病院などに音楽を届けている。

作曲家・宮内康乃が主宰する音楽パフォーマンスグループ「つむぎね」の活動に深く共鳴し、2025年より参加。

令和 6 年度 神奈川県マグカル展開促進事業 福祉と舞台芸術をつなぐファシリテーター養成講座「体奏家・新井英夫と仲間たち」と学ぶジッケン的即興ワークショップに選出される。

オペラには、モーツァルト作曲《フィガロの結婚》スザンナ役、ヘンデル作曲《アルチーナ》モルガナ役で出演。全国共同制作オペラ《田舎騎士道》《道化師》に愛知県芸術劇場合唱団として出演。

2024年よりアートプロジェクト「ららら繋がるわたしたちのこえとこえ」を永田桜子とともに開催している。

名古屋芸術大学舞台芸術領域助手。

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